戦後、野菜の栄養価はどうなっているのでしょう。



1950年と2000年で
ホウレンソウ、ニンジンを対象にビタミンA,C　そして鉄分を調べた結果がありました。



その量は何と約1/3に減少しています。





肥料も農薬もどんどん使ってきたのに、
栄養価は1/3に減っているのです。




そして、その不足した栄養素を補うためにサプリメントを飲むという
サイクルとなっています。



何かおかしいと思うのですね。





肥料を多く使うと野菜の根量は減ります。

だって、根を伸ばすことなく栄養素が摂れますからです。

しかも太い根ばかりで、細かい根が少なくなります。



太い根は、窒素やカリの吸収を得意としますが、
細かい根は微量成分（Mg, Znなど）の吸収を得意とします。




肥料を多く使用するとバランスが偏るのです。



いま食べている農産物は、どんな肥料をどれだけ入れているのか。



ぜひ、自然に近い状態で生産されたものを食べて下さい。



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